つる植物の園 ~Vine garden~

つる植物を中心に植えた草花の管理ブログ

ローダンセマム『レトロクラッカー』

 

優しいクリームイエローの花とシルバーがかった蕾が可愛らしいローダンセマム『レトロクラッカー』

 


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ひょろひょろになってしまった鉢植えのコチアダイヤモンドダストの株元が空席になっていたのでシロタエギクと共に植付け


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花壇にもセットで植付け


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↓ローダンセマムは去年お迎えした『エルフピンク』も可愛い。



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今は葉だけ残っているけど、今年は咲かないかな😅❓️

 

ローダンセマムの基本情報


植物名
ローダンセマム
学名
Rhodanthemum
英名
Moroccan daisy
和名
朝霧小菊
科名
キク科
属名
ローダンセマム属
原産地
北アフリカ

園芸分類
草花
草丈・樹高
10cm~30cm
耐寒性
強い
耐暑性
弱い
花色
ピンク、白、クリーム色
開花時期
3月~6月

 


ローダンセマムの特徴

 


ローダンセマムは、シルバーがかった美しい葉から茎を伸ばした先に可愛い花を咲かせる

花の咲いていない時期もシルバーリーフとして楽しむことができる

花姿や草姿はマーガレットに似ているが、マーガレットと比べるとローダンセマムの方が寒さに強い

梅雨時や真夏の高温期に弱い点はマーガレットと同じで、夏を上手に越せると翌年も花を咲かせる

ローダンセマムは、花が終わったら梅雨前に切り戻しておくと風通しが良くなって夏越ししやすくなる

また、夏越し後に姿が乱れた株は、秋に再び切り戻すとふんわりと状態良く育つ



 

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ローダンセマムの栽培環境


置き場所
 

ローダンセマムは、日当たりと風通しの良い場所を好む

高温多湿が苦手なので、夏は雨の当たらない涼しい半日陰になるような場所が適している鉢植えの場合は、梅雨や高温期は長雨に当たらない半日陰の場所に移動させる

 
温度
 

ローダンセマムは耐寒性が強く、-10℃程度まで屋外で越冬できる

 
用土
 

ローダンセマムは、水はけの良い肥沃な用土を好む

市販の草花用培養土でも問題なく育つ

 

水やり
 

ローダンセマムは地植えの場合、しっかりと根付いたらほとんど水やりは不要

高温期に雨が降らない日が続いた時は水を与える

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら株元にたっぷり水やりする

乾燥には強いが、過湿状態になると蒸れて根腐れしてしまうので、水のやりすぎに注意

 
肥料
 

ローダンセマムは10月から11月と、2月から5月に、緩効性化成肥料や液体肥料を定期的に施す
鉢植えには、10月から11月に緩効性化成肥料

 

 
病害虫
 

ローダンセマムの新芽や蕾にアブラムシがつくことがあるので見つけたらすぐに対処する

ローダンセマムのかかりやすい病気は立ち枯れ病で梅雨や夏に株が混み合って蒸れたり、風通しが悪くなると発生しやすくなる

梅雨前に切り戻して風通しを良くする事が重要

 

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植え付け
 

ローダンセマムの植え付け適期は2月~4月と9月~11月

秋に植えつけておくと花が咲く春までに、株が大きく育つ

春に植えつけると、あまり大きくならずに花を咲かせる
植え替え適期は、9月~11月と3月~5月

2~3年に1回植え替えると、生育が促される

古株になると立ち枯れしやすいので、春か秋にさし木をして株の更新をする

 
剪定・切り戻し
 

ローダンセマムは花後、梅雨前に全体の半分くらいまで切り戻しして風通し良く夏越しさせる

夏越し後に株姿が乱れたときは、秋にも再度切り戻すとふんわりと状態良く育つ

 
植え替え・鉢替え
 

ローダンセマムの植え替え適期は、9月~11月と3月~5月

2~3年に1回植え替えると、生育が促される

古株になると立ち枯れしやすいので、春か秋にさし木をして株の更新をする

 

 

 

ローダンセマムは3月~6月頃、マーガレットに似た花を咲かせる

咲き終わった花をそのままにしておくと、種ができて花よりも種に栄養が取られてしまったり、病害虫が発生しやすくなるので花が咲き終わったら花がらを花茎の付け根から切り取る

 
夏越し
 

ローダンセマムは高温多湿が苦手

鉢植えの場合は、夏は軒下など、雨の当たらない涼しい半日陰に移動させて夏越しさせる

地植えの場合は、心配であれば鉢上げして夏の間だけ雨の当たらない涼しい半日陰に移動させ、秋に再び植え付ける

 
冬越し
 

ローダンセマムは耐寒性があるため、特に冬越しの対策は必要ないが、強い霜に当たると葉が傷むことがある

根は生きているので、春になるとまた美しい葉が芽吹く

 
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
 

ローダンセマムは挿し木で増やすことができる

古株になると立ち枯れすることがあるので、挿し木で株を更新する必要がある
挿し木の適期は春と秋

しっかりとした茎先を5cmほどカットし、下の方の葉を取って水揚げし、その後挿し木用の清潔な土に挿す

根づくまで風通しの良い明るい日陰で管理して水やりを続ける

 

 

【本日の癒しスイーツ】


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サーティワンのアイス‼️

ストロベリースペシャルタイム&ショコラオランジュ

🍓&🍫ソースのおまけ付

🍫ソースは冷やすとパリパリになるタイプ

 

美味しかったぁ~😌💕

 

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斑入りヒサカキ『残雪』

久々のホームセンターで正に残雪のような独特な白斑が美しい葉に一目惚れしたヒサカキ 残雪

 

ネーミングも良いですが、白い斑と光沢のある濃い緑のコントラストがとても綺麗です。


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シェードガーデン向きで白斑も美しいカラーリーフは貴重ですね。

日当たりが悪いと白斑が綺麗に出ないものが良くあるので。


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ヒサカキのにおいに関する評判が気になり

1株だけのお迎えにしました。

 


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シェードガーデンの端(季節により日照のある場所)へ植付けました。

 

成長速度については遅め早めと諸説あるようですが、楽しみに見守りたいと思います。

 


【斑入りヒサカキ 残雪 の基本情報】

 

学名
Eurya japonica ツバキ科 ヒサカキ
開花時期
6〜7月頃
最終樹高
地植え:2m 〜 4m 鉢植え:1m 〜 2m 

タイプ:耐寒性常緑小高木

最終葉張り
2m 〜 3m 
栽培用途
生垣、目隠し、切花、記念樹、鉢植え、盆栽、花壇
成長の早さ
早い (40cm/年)
植栽適地
関東以南

日照:半日陰~日陰、耐陰性強い

花色:白
原産地:アジア

耐寒性:普通

耐暑性:強い

耐乾性:強い
耐病性:強い 

害虫:強い


〈斑入りヒサカキ 残雪の特徴〉

名前の通り、葉の上に雪が積もっているような斑入り葉が特徴

日陰を彩るシェードプランツ、日陰で元気に育つ

 

アジア原産で丈夫、日本にも自生するヒサカキの斑入り品種 残雪

 

ヒサカキはツバキ科の常緑樹で、年間を通じて艶のある葉をつけるためサカキ同様に神聖木とされている

葉はサカキの半分ほど、樹形も小型で、葉の周縁に鋸歯がある

サカキよりも耐寒性があり、サカキの少ない関東地方以北ではヒサカキのほうがなじみのある常緑低木

 

名前の由来は幾つかあり、小型のサカキを意味する「姫サカキ」、サカキに似るがサカキではない「非サカキ」、実が沢山なる「実サカキ」などの語源が知られている

花は小さく目立たない

常緑で葉に光沢があり美しいためカラーリーフとして庭木や生け垣としてもおすすめ

 

残雪は日本の品種登録もされておらず発生が不明だが、20年程前から国内で流通

 

これといった病気が無く、アブラムシなど一般の害虫は付くが、特に弱いわけではない

 


斑入りヒサカキ 残雪の育て方

 

植え方・用土


日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植える

直射日光がきついと葉が黒く焼ける

土質は選ばないが、乾燥を嫌うので堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付ける

鉢植えでも大丈夫

暑さ、寒さに強く日なたから半日かげまで、いろんな場所に植えこむことができる

生育適温は10℃~25℃

 

水やり


雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは不要

乾きには強いヒサカキだが、乾きすぎると葉が下からかれてくるので土が乾いてきたときは、たっぷりと水を与える

 

肥料


肥料は2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与える

肥料が切れると葉色が悪くなる

生育適温内であれば、2か月に1回程度、市販の化成肥料を与える
冬場など生育しない時期は、肥料を与える必要は無い

 

剪定

 

春から特に夏にかけて良く伸びるので伸びすぎた枝は剪定するが、剪定せずに放任して育てても自然な樹形になる

あまり深く刈り込まず、枝全体の3分の1を切り落とすぐらいでよい
脇から新しい芽が出てくるので、株がきれいにまとまる

 

病害虫

 

病気や害虫で特に弱いものは無い
暖かい時期には、アブラムシなど一般的な害虫が付くこともあるが他の草花類と一緒に防除する

 

 

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【本日のスイーツ】


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ドトールのピラミッドケーキ ホワイトショコラ~2種のベリーソース~

 

ホワイトチョコのコーティングを割るとベリーソースがとろ~と流れる

演出が楽しめるケーキです。

ピスタチオのスポンジ土台にホワイトチョコムース、甘酸っぱいベリーソースと味のバランスもバッチリ👌

 

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紫に色付いたグレコマ バリエガータ

一時期姿を消したかのようだったグレコマですが、しっかりランナーで拡がってくれているようです。

そして全体的に鮮やかな紫に色付いてます。


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↓春夏は白斑入りのグリーンでしたが…

    (薄紫に見えているのは花です)


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そして植えた場所から2m程の範囲内でちらほら点在しています。

 

冬でも枯れずに色の変化も楽しめるのは

グランドカバープランツとしてなかなか優秀ですね。

 

冬場も頑張ってくれるグランドカバープランツ増やしていきたいです。

 


【本日のバランス👌ランチ】


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マルモキッチンの『天然ひらめと5種野菜のトマト味噌ごはん』

 

漬けのような少しねっとりした食感と旨味、

卵黄と絡めて美味しく頂きました。

 

トマト味噌は何にでも合いそうな万能調味料💕

家でも試してみようかな(^^)d

 

レシピを調べてみたら煮詰めるものが多かったけど、煮詰めない生トマト味噌の方が私好み。

 

【生トマト味噌の作り方】

刻んだトマトと味噌を混ぜるだけ(^_^)


生トマト味噌の使い方: 豆腐や海鮮丼にかけたり、そうめんのつゆにしたり。


ちょい足しアレンジ: オイル、酢を加えてドレッシングやカルパッチョに。

ガーリック、オリーブオイルを加えてバゲットなどに塗ったりパスタソースにしたり。


トマト味噌で汁物:お鍋やスープの味付けをトマト味噌にすれば、和と洋を掛け合わせた旨味たっぷりの汁物になります。

魚介類と合わせてアクアパッツァ風など…


トマト味噌をソースに: ケチャップやピザ用ソースに、白身魚のソテーにかけても○


トマト味噌で炒め物: 炒めた野菜や肉と合わせて。

 

何か完全にトマト味噌の記事になってしまった💦

 

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久し振りの庭仕事

鉢植えの日光浴スペースのつもりで

つる植物の園の中央に敷いていた連結タイル。

 

防草シートもせず置いただけでナチュラルに馴染む姿を

想像してたのに、春夏は芝と雑草が隙間からボーボーに

なりタイルが見えない程に、、、💦

雑草のパワーなめてました。


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↑この時はまだ埋もれ始め。タイルが見えてます。

 

雑草が枯れている今がワンチャンス!!

って事で寒空の中、力仕事を決行しました。


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タイルの隙間や裏側に入りまくった芝と雑草の根、

 

地下茎、葉っぱを取り除く作業が辛すぎて

写真を撮る余裕が無く、、、

途中経過無しのいきなり完成形。

 

土に混じった根茎や石をできる限り取り除いて

平らにならし、防草シートをしっかり杭で固定。

 

残しておいた土でシートを覆い隠し、これの出番。

 

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『まさ王』ブラウン初購入してみました。

15キロ×2袋で丁度良かった。但しめちゃ重いです💦

1袋をタイルの下に均一にならし、もう1袋を上からかけて目地を埋めました。

 

まさ王で固めるので、今までは連結していた

タイルを連結せず、隙間をあけて並べて目地を

広めに作りました。

 

なるべくナチュラルにしたくて木枠とかで

きっちり成形はしませんでした。

 

タイル表面のまさ王は今年育てたコキアから出来た天然のホウキで払いました。


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コキアは小振りで柔らかくしなってこの作業に

ぴったり👍️

 

ホースでミスト状に水をまき、固まれば完成です。

 

さて、今年の夏はどうなるか!?

 

【ある日のご褒美ランチ】


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写真が3枚だけでは寂しいのでカフェラミルのパスタランチ💕

 

茄子とトマトのパスタはモツァレラチーズがこれでもかって程たっぷり入ってます。

茄子の皮が剥いてあり仕事が細かい❗️

サラダも根菜入りでドレッシングも👍️

 

ミルフィーユはイチゴがしっかり感じられる

安定の味💕アイス付が嬉しい🎵😍🎵

コーヒーも勿論文句なしでした。

 

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冬の庭 始動!!

この時期変化の乏しいつる植物の園。

今年は寒すぎて庭に出る機会も減っていたので。。。

 

気付いたらクレマチス アンスンエンシスが

開花してました。


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3回目のシーズンを迎えた冬咲きアンスンエンシスですが、

剪定を怠ったので、花数は多いものの花のサイズが

本来の半分位になってます。

 

次回はがっつり切り戻しが必要そうです。

 

 

眠り姫も姿を現して来ました。


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クリスマスローズの蕾が5つも✨

4種類ある内のこの1株だけしっかり蕾が見えてます。

この花色は蕾の時が一番可愛い💕

 


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レウコフィルムは寒さに負けずに変わらぬ美しさの

シルバーリーフを保ってくれています。

 


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ハツユキカズラはより鮮やかな発色になってます。

 

色味の少ない冬の庭の救世主だなぁ。

もりもり育って欲しいです。

 

 

nagna.hatenablog.com

 

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今年は凍死しないでね。。。

横浜は近年あまり雪が降る事もなく、つる植物の園の住民達は特に冬越し対策無しでも問題無いものの方が多いです。

 


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しかし…昨日の雪!!

今年は初めてマルチングしておいて良かった~😌

横浜でこんなに積もるのは4年ぶり。

つる植物の園にとっては初めてとなります。

 

寒さに弱い子もいて、凍死させてしまった事も何度かあるので今年は不織布でマルチングしてみたのです。

 


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こちらは過去に凍死させてしまったクフェア

復活に丸一年かかったので、念入りに。

 

今回最初は根元に腐葉土を施し細長く切った不織布を包帯状に巻いたのですが、風で巻いた部分がほどけてしまいました。

 

なので更にその上から大きめな不織布で覆いました。

色違いで後から迎えた子も同様にマルチングしました。

 


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コルジリネ レッドスターは不織布のみで

包帯とカバー。

 


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バラ咲き茉莉花と白い縁取りの花が咲く

アメリカンブルールリマツリも不織布のみで

包帯とカバー。

 


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セイヨウニンジンボクは必要無いと思いますが

念のため株元だけ包帯巻きに。

 


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挿し木達と一度凍死させてしまって再購入したデュランタ宝塚は鉢植えのままビニール温室で冬越しです。

 


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↑昨夜はこんなんなってましたが、みんな無事かなぁ~😟

 

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ヘーベ ハートブレイカー

寄せ植えの引き立て役におすすめな

ヘーベ ハートブレイカ


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外側の斑部分が春夏はクリーム色

秋冬はくすみパープルへと色づき、

そのグラデーションが雰囲気を出してくれる

ラグジュアリーな常緑のカラーリーフです。


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つる植物の園では当初アネモネラナンキュラス

スーパーアリッサムハツユキカズラと共に

お迎えし、季節の花を植え替えて楽しんで

います。

 

ヘーベ ハートブレイカーとハツユキカズラ

常にスタンバイしている引き立て役です。

 

良い差し色になり、一年中葉色の変化と開花を楽しめるのでハンギングバスケットにもおすすめです。

 

【ヘーベ ハートブレイカーの基本情報】

​​​ 

原産

ニュージーランド、南米


ゴマハノクサ

オオバコ


へーべ(Hebe)


品種

ハートブレーカー(heartbreaker)

 

別名
トラノオノキ


花色

紫色


分類

半耐寒性常緑低木


樹高

50cm


開花

6月~9月


耐寒性

普通


耐暑性

普通


植え付け・植え替え

6月 、7月

 


【ヘーベ ハートブレイカーの特徴】


へーべ ハートブレーカーは、青緑色の葉縁にクリーム色の覆輪が入り、寒くなるとマジェンタ色へと葉が色変わりする多年生植物

 

開花時期は初夏から秋、花は約5cmの長さの穂状花序に紫色の小花を密につける

 

草姿は直立で高さは約50cm × 幅は約60cmまで成長し、葉は楕円形で中央が青緑色をしており葉縁はクリーム色

 

寒くなると葉全体が赤色に色付き、また若い葉は赤紫色

 

へーべ ハートブレーカーは、ラグジュアリーな雰囲気を演出する美しいカラーリーフをもち寄せ植えやハンギングバスケットに最適

 

ヘーベは鉢植えの園芸用の花としても多く栽培されており、花色などによって140以上の種類がある

 

ヘーベ ハートブレイカーは一般的なへーべと比べ斑点病等への耐性があり病気にかかりにくいため梅雨時期に株が弱ったり枯れる心配も少なめ

 

ただし-10度を越えるような寒冷地での屋外での越冬は難しいため管理には注意が必要

 

 

【へーべ ハートブレーカーの育て方】


ヘーベは日当たりを好むが、直射日光にはそれほど強くない

また高温多湿の環境にも弱いため、夏などの時期は風通しが良く、直射日光の当たらない半日陰や明るい日陰に移動させると良い

日照不足になると花つきが悪くなったり、葉が大きく成長しなくなるため、注意しながら管理する


 

花壇の土づくり

へーべ ハートブレーカーは日当たりの良い場所から明るい日陰まで育てることが出来る

 

水捌けがよい肥沃な土を好み、粘土質の土を嫌う

植付けの前に必要に応じて改良用土をいれて改善し、改善後は腐葉土を3割、規定の量の元肥を入れて混ぜ合わせた後に植付ける


鉢土づくり

へーべ ハートブレーカーは通気性のいい培養土を好む

自作する場合は赤玉土小粒6:腐葉土3:パーライト1+元肥を混ぜた培養土がおすすめ

 

ヘーベの置き場所

ヘーベは温度や湿度などには十分に注意して管理する必要がある

日本の激しい気候環境では弱ってしまうこともあるので注意が必要

 

特に夏は高温多湿の環境を避けるため、屋外や室内の風通しの良い場所に置き、直射日光には当たらないよう日陰などに鉢を移動させて育てるようにする

 

また、梅雨の時期など、雨の日が続いた場合は蒸れを防ぐため、屋内に取り入れて風通しの良い場所に移動した方が良い

秋から春のあいだは日当たりの良い場所に移動させる

 

ヘーベは冬の寒さには弱く、霜に当たると枯れてしまうこともあるため、基本的に冬のあいだは室内に取り込む必要があるが、ハートブレイカーは耐寒性が強い品種なので、屋外でも冬越しも可能


水やりの仕方

へーべ ハートブレーカーは土がしっかり乾いてから水やりを行う

水の与え過ぎによる多湿環境や葉に溜まる水滴、泥跳ねは真菌性の病気にかかりやすくなるため、管理に注意が必要

 

夏の水やり

ヘーベは高い湿度には弱いため、水は与えすぎないようにする

特に夏の時期は湿度が高くなりやすいので、注意

水やりは少しずつ与えるのでなく、1回でたっぷりと与えると土の中の空気や不要な成分を流しだすことができる

 


冬の水やり

冬も同じように、土の表面が乾いてから水をしっかりと与えるようにする

目安としては土の表面を指で触ってもそれほど汚れない程度になるまで、乾くのを待つ

日が落ちたあとや夜間の水やりは根を痛めやすいので、日中の気温が高いあいだに与える


肥料

へーべ ハートブレーカーの肥料は、苗を植付ける時に元肥を施す

生育期間中は緩効性の肥料を1ヶ月から2ヶ月に1度与える

 

開花時期の始まりと終わりである3月と6月頃に、緩効性の化成肥料か固形の油かすを置き肥として与える

すでに葉茎が十分に育っており、花つきだけを良くしたい場合は、チッ素が含まれた肥料の使用を少し控える

置き肥ではなく液体肥料を使用する場合は、月2回から3回ほど与えると良い

肥料が不足してしまうと花の量が減ったり、花つきが悪くなることもあるので、しっかりと与えるようにする

 

剪定

へーべ ハートブレーカーの剪定は基本的に不要だが、生育期間中であれば形の崩れた茎を切り戻したり摘芯による分枝が可能
 

夏越し

へーべ ハートブレーカーは高温多湿の夏が少し苦手なので夏の間は日陰や半日影の涼しい場所に移動させ、枯れた花をカットしたり、水やりを行い株が弱らないように管理する
 

冬越し


へーべ ハートブレーカーは寒さや軽い霜に耐えるものの強い霜に当たると枯れる恐れがある

関東以北の地域では温室や室内に移動させたり、それが難しい場合は株元に腐葉土を盛り不織布やビニールで植物の周囲を囲うと良い

 

腐葉土を約2cm~3cmマルチングする事で肥料も兼ねて土の健康を保つ効果も

秋頃から草木灰等のカリ肥料を与え株を丈夫にしたり、種を付けないように花がらを摘み株の体力を下げないのも冬越しを成功させる秘訣
 

増やし方


へーべ ハートブレーカーは挿し木や株分けによって増やす事ができる

 

挿し木

へーべ ハートブレーカーの挿し木時期は成長期間であればいつでも行える

新しく成長した健康な茎を選び切りとり、7cm前後で茎を切り分ける

植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がる

上部にある葉は残し下部の葉は取り除く

切り口に発根ホルモンを付け湿らせた培地(ピートモスバーミキュライトパーライトの混合か単体で使う)に挿す
 


病気・害虫

斑点病
ベト病
根腐れ


温度などの環境には少し弱いが、病気や害虫の面では比較的丈夫な植物

十分な日照量があり、風通しの良い環境であれば、特に被害を受けやすい病気や害虫はない

 

植え替え・植え付け

 

新しい鉢に移してから真夏を越させるようにする

生育や状態を悪くしてしまう可能性が高いため、花が咲いているあいだの植え替えはしない

鉢から抜き出したあとは軽く土を落としてから、古い根や傷んだ根を切り取ってから、一回り大きい鉢へ移す

風通しや生育を良くするためにも、古い葉や伸びすぎた部分を剪定しておくと翌年の花つきも良くなる

 

 

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