つる植物の園 ~Vine garden~

つる植物を中心に植えた草花の管理ブログ

ユーカリ グニー

 


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ミモザ アカシアと一緒にお迎えしたユーカリ グニー

 

丸みのあるシルバーリーフが雰囲気良く、とても目を引く生育の早い樹木です。

 

ミモザアカシアの隣に間隔を開けて植え付けました。


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リビングから見るとウッドデッキの向こうに

ミモザ アカシアとユーカリ グニーが並んで見え、美しさの競演はもちろん目隠しと日除けの役割も果たしてくれそうです。
 

かわいらしい丸い形のシルバーの葉は、フラワーアレンジメントやドライフラワーの材料としても人気だそうで木が大きく育ったら、切り花などとあわせてフラワーアレンジメントを楽しんだり、リースやスワッグを作ったりしても良いですね。



 【ユーカリ グニーの基本情報】

 

特徴


ユーカリ グニーは、シルバーの丸い葉と樹形がなんともおしゃれな雰囲気を醸し出すフトモモ科ユーカリノキ属の樹木

コアラが好む樹木として有名なユーカリだが、コアラが食べるユーカリとは別品種

 

ハーブとしても多くの効能があるユーカリは、700以上もの種類がある

そのなかでもユーカリ グニーは耐寒性があり、丈夫で、初心者でも育てやすい品種

乾燥気味に育て、定期的に剪定するのは忘れないようにする

 

生育も早いので、庭のシンボルツリーとしても人気

 

園芸分類  庭木、常緑
草丈・樹高  20m以上
耐寒性  普通
耐暑性  普通

 

ユーカリ グニ―(グニユーカリ

学名Eucalyptus gunnii

英名Cider gum

別名・流通名グニユーカリ

科名フトモモ科

属名ユーカリノキ属

原産地オーストラリア、ニュージーランドタスマニアなど南半球

 

日当たり・置き場所
 

ユーカリ グニ―(グニユーカリ)は日光がよく当たり、風通しと水はけの良い場所を好む

特に夏の蒸れが苦手なので湿気の少ない場所で管理する

根が浅く倒れやすいので、強風にさらされる場所は避けたほうが安心

生育が早く、すぐに大きくなるので、植え付ける場所はよく考える

コンパクトに仕立てる場合は、定期的に剪定する

根が浅いので、鉢植えで育てることもできる

 

ユーカリ グニーの水やり

 

過湿に弱いので水やりは控えめに

地植えの場合、基本的には水やりの必要は無いが、植え付けて1年目は根が広がりきっておらず水切れしやすい場合もあるので葉っぱがしおれてきたら水をやる

鉢植えでは、表土が乾いて数日たったら水をやるようにする

地植え・鉢植えともに、植え付け時に緩効性肥料を混ぜ込む

肥料をたくさん施すと大きく生育する

あまり大きくしたくない場合は、肥料を控えめに育てる

 

ユーカリ グニーの用土


市販のハーブ用培養土、または草花培養土に赤玉土小粒か鹿沼土を2割ほど足した用土を利用する

弱酸性の土を好むが、日本の土はもともと弱酸性なので、地植えの場合はそのまま植え付けてかまわない

植え付け・植え替えの適期は4月から6月

庭植えする場合、水はけの悪い用土なら赤玉土鹿沼土を混ぜてから植え付ける

石灰を混ぜて中和する必要は無い

鉢植えでは、根づまりを起こすので適宜一回り大きな鉢に植え替える

 

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ユーカリ グニーの剪定


ユーカリ グニーは生育が早く、放っておくとどんどん大きくなる

本来は25mほどに育つ巨木なので、コンパクトに仕立てたいなら剪定は必須

真夏を除き、いつでも剪定することができる

大きくなってきたな、と感じたら、摘芯して樹形をほどよく整える

また、新芽を摘んでわき芽を増やすと樹形が整う

剪定は鉢植えの根づまり対策にもなる

ユーカリ グニーは挿し木で簡単に増やすことができる

 

剪定で切ったユーカリ グニーの枝の切り口を2〜3時間水につけたら、挿し木用の土に挿すとそのまま新しい株として育てることができる

 

注意する病害虫


病気はクロロシスうどん粉病、虫はコガネムシなどに気をつける 
 

クロロシス
鉄分・微量元素不足で引き起こされる病気

葉や茎に斑点が出たらクロロシスを疑う

治療には、鉄さび・火山灰・微量元素栄養剤などを与える

 

うどん粉病

風通しの悪い環境ではうどんこ病にかかりやすくなる

見つけ次第薬剤を散布する

 

コガネムシの幼虫

コガネムシの幼虫が樹木の根を食べてしまう

ユーカリ グニーは根が浅く、ダメージを受けるとすぐにダメになってしまうので注意が必要

オルトラン粒剤をまいておき、事前に対策する

 

 
肥料
 

特に追肥の必要はない

 

選び方
 

主幹がしっかりとしていて、枝が徒長していないものを選ぶ

 
植え付け
 

植え付けは春から初夏の暖かい日に行う

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は根を触られるのが苦手なので植え付け時は根鉢を崩さないように注意する

植え付け後はたっぷりと水やりを行う

 
仕立て方
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は若木のうちは主幹が細く、風に煽られて折れてしまう恐れがあるので支柱を立てて、しっかりと主幹を支える

 
剪定・切り戻し
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は横に大きく枝を伸ばしていくので好みの樹形を保つために適宜剪定を行う必要がある

真夏と真冬の剪定は株全体に負担をかけるので、春か秋の気候の良い時に剪定する

また、主幹のトップを切り詰めることで、ある程度全体の大きさを抑えることも出来る

 

 
植え替え・鉢替え
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)の植え替えは春から初夏の暖かい日に行う

2~3年に1度鉢底から根が見えるくらいになったら、1~2回り大きな鉢に植え替える

植え替え後はたっぷりと水やりを行う

 
収穫
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)の葉は清涼感のあるとてもいい香りがする

枝を切って切り花として飾ったり、ドライフラワーにして楽しむことができる

 

夏越し
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は日本の夏の高温多湿が苦手なので蒸れに気を付けて管理する

 
冬越し
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は冬の寒さも苦手

冬は夕方に水やりを行うと、土中の水分が凍ってしまい根を傷めかねないので水やりは昼間に行う他、寒冷地では株元にマルチングを施すなどの工夫が必要

 
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
 

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は挿し木で増やせる

 

日本の気候でも育てやすいことから庭木や鉢植えでも流通しています。ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は植えっぱなしにしておくと、とても大きくなるので、適宜剪定を行うようにしましょう。

ユーカリの仲間は乾燥した気候を好みますが、ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)はユーカリの中でも比較的湿度に強い品種です。それでも日本の夏の高温多湿には弱く、夏季は少し元気がなくなります。ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は風通し良く蒸れにくい環境で管理する必要があります。


 
コアラが食べないユーカリユーカリ・グニ―(グニユーカリ


ユーカリの中でもコアラが餌にしているのは、実はごく限られた品種だけ。ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は食べません。 コアラが主食にしているのはプンクタータ、テレチコルニス、カマルドレンシス、ロブスタ等の限られた数種類だけです。いずれも香りが強くなく、樹液に糖分を多く含むのが特徴です。

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は強い香りが印象的な品種です。清涼感のある芳香です。 プンクタータは園芸品種としても出回っており、赤味を帯びた細長い葉が特徴です。

 

 

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