つる植物の園 ~Vine garden~

つる植物を中心に植えた草花の管理ブログ

シルバーリーフが美しいレウコフィルム


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2020年10月始めにシルバーリーフの美しさと濃いピンクの花に一目惚れしてお迎えしたレウコフィルム。

 

庭のレンガ小路より中央側の日当たりが良い特等席を用意しました。

木杭の囲いを二つ繋げたひょうたん型花壇に少し前にお迎えしたノボタン先輩とツインで植え付けました。

 


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真ん中の隙間に秋植え種から発芽させたワスレナグサネモフィラビオラハナビシソウ、チューリップの球根を植え付け。

 

冬場は少し葉が落ちて寂しくなりましたが、株元からチューリップが芽を出し、ネモフィラワスレナグサビオラハナビシソウがもりもり育ってます。

ちょっと窮屈そうですね。


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レウコフィルムの育て方

 

 

基本情報

 

科名


ゴマノハグサ属


属名


レウコフィルム属


学名


Leucophyllum frutescens


園芸分類


常緑低木


別名


テキサスセージ
レウコフィラム


原産地


アメリカ南部~メキシコ


主な用途


鉢植え


花期


5~6月、9~10月



特徴


レウコフィルムは、アメリカ南部~メキシコが原産のゴマノハグサ科の常緑低木

属名は、「白い葉」という意味で、その名のとおり銀葉が美しい植物

初夏にも花が咲きますが、花が少なくなる9~10月にもよく花が咲く

葉が美しく、花もきれいなので一年中観賞出来る

比較的耐寒性があり、関東以西の温暖地では庭植えが出来る

 

樹高

庭植えにすると、1.5~2mほどになる

 

花径2.5㎝ほどの桃紫色の花が咲きます

 

耐寒性

比較的強い


耐暑性

強い

 

 

栽培難易度

比較的やさしい

 

学名の説明

Leucophyllum・・・・・ギリシャ語の leuco(白色の)+phyllum(葉)

frutescens・・・・・「低木状の」、「低木性の」

 

主な作業

花後に剪定を行い伸びすぎた枝を切り詰めて樹形を整える

 

植え付け

過湿に弱いが、水はけのよいところであれば庭植えが可能

 

生育が比較的ゆっくりなので、花後に切り戻しすれば鉢植えでも十分栽培可能

苗木を購入したときは、水はけのよい用土で一回りか二回り大きい鉢に植え付ける

 

庭植えにする場合は、1年は鉢植えで育てて、翌春に植え付けた方が安全

植え付けるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつける

 

鉢植えの用土

赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、パーライト軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などに植え付ける

 

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付ける

鉢植えも、日当たりのよいところに置いて育てる

 

水やり

レウコフィルムは乾燥気味の環境を好むので、水やりはあまり必要なし

逆に水をやりすぎてしまうと根腐れの原因になることがあるので、過度に与えないように注意

レウコフィルムを地植えで育てているのであれば、乾燥しすぎていて元気がない場合は水やりを行う。そのほかは何もしなくて良い

 

植え替え

鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをする

適期は、3~4月

植え替えをしないと、株が非常に弱る

鉢から抜いて、表土と古い土を落として、一回り大きい鉢に植え替える

 

肥料

春と秋に緩効性の化成肥料を置き肥するか、春と秋に月に2回程度液肥を与える

 

病気・害虫

ダニ

スス病

せっかくの美しい葉が見苦しくなるので。原因となる害虫を早めに駆除する

 

 

剪定

剪定は、花後に行います。伸びすぎた枝を切り詰めて樹形を整える

 

冬の管理

比較的耐寒性はあるが、鉢植えは、霜の当たらない軒下に置いた方が安全

水やりは少なくしますが、鉢土がよく乾いたら晴れた日の午前中に水やりをする