元々は通い猫さんのトイレにされるのを防ぐのと蚊除け為の試行錯誤でお迎えしたゼラニウムですが、その香りと花姿の種類に魅せられてしまいました
ヨーロッパの街並みで、窓辺に赤やピンクのゼラニウムの鉢植えが飾られている様子があります
ヨーロッパでも、ゼラニウムの中で香りが強い品種には虫除け効果があると言われ、窓辺に飾る習慣がありました
実際猫さん、蚊の嫌がる匂いなのかは不明です…
アイビーゼラニウム(赤・ピンク)
ベルベットのようなマットな質感の花が手毬状にまとまって咲き、アイビーに似た形の肉厚で光沢のある葉は少し垂れ下がる様に拡がります
とても花付きが良く見映えの良いゼラニウムです
茎が下垂するので、ウォールバスケットやハンギングバスケットに適しています
四季咲き性ですが、高温多湿を苦手とするため、夏前に切り戻して秋から再び開花させると良いです
レディプリマスゼラニウム
細くギザギザした鋸状で斑入りの葉が美しいゼラニウムです
花は赤紫がかったピンクの花弁が細い花が咲きます
バラとレモンの香りにミントも感じます
寒さには比較的強いほうです
※葉にに入る斑は、夏時期の強い日差しに当たると薄くなったり、場合によっては完全に消えてしまいます
夏のあと日差しが弱くなってから新たに伸びた葉には斑が再度入ります。斑が消えた葉には斑は戻らないので剪定してください
アプリコットゼラニウム
アプリコットゼラニウムは高さが200cmほどの亜低木になります
花は中心が白くまわりはうすいピンク色で、上部2弁に紅色の斑紋が入り、花形と花色が美しいものの一つです
葉は暗緑色の深裂しており、葉茎からアンズのような香りがします
つる植物の園ではこのアプリコットゼラニウムだけが初シーズンは咲きませんでした
ジンジャーゼラニウム
レディプリマスゼラニウムと花色は似ていますが花弁の中央に濃い赤紫の斑がはっきりと入ります
株姿は分技した直立性で大型種です。
葉は丸形で葉の縁は緩やかに波打ちし、鋸葉があります
葉茎にはジンジャーに似た強い香りがします
【ゼラニウムの育て方】
植物名
学名
Pelargonium
英名
Geranium,Pelargonium
和名
天竺葵
別名・流通名
ペラルゴニウム
科名
属名
ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属
原産地
基本情報
半耐寒性多年草
品種により日本では越冬できないものもあるが、緑の葉を残し越冬する品種も多くある
少し厚みのある葉と瑞々しい太さのある茎を持ち、乾燥に強いのが特徴
ゼラニウムには数百種の品種が存在すると言われ、その花色・咲き方・香りは多様
大きな花びらを平たく開かせる咲き方のものや、スミレを思わせるような華奢な花びらを立てるように咲かせるものなどがある
草丈・樹高
50~100㎝程度
耐寒性
品種による
耐暑性
強い
耐陰性
弱い
花色
赤、ピンク、白、その他複色
開花時期
一季咲き種:4~6月
四季咲き種:4~7月、9~11月
日当たり・置き場所
ゼラニウムは日当たり良く、水はけの良い場所を好みます。
用土
水はけが良い土壌を好む鉢植えのゼラニウムは市販のハーブ用培養土で問題なく育つ
水やり
鉢植えのゼラニウムは土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。庭植えのゼラニウムは根付いてからは特に水やりは必要ありませんが、夏季など高温乾燥が続いた場合は様子をみて水やりを行う
肥料
ゼラニウムは開花時期が長い分多くの肥料を必要とするため、開花中は追肥を行う
花数が減ってきたと感じたら花用肥料を適宜施す
病害虫
アブラムシとヨトウムシに注意
植え付け
ゼラニウムの植え付けは真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行う
植え付け後はたっぷりと水やりを行う
ゼラニウムは湿度に弱いので、水はけのよい土がよい
根についた土は1/3くらいまではほぐす
ゼラニウムは浅く植えるほうがよい
剪定・切り戻し
ゼラニウムの剪定・切り戻しは、株への負担が多い夏と冬を避けて、春か秋に行う
ゼラニウムは生長すると株元から木化してくる木化した部分は葉も少なくなり、草姿が乱れる原因にもなる
ある程度の高さで剪定をすることで草姿を維持し、葉を多く繁らせることにもなる
植え替え・鉢替え
鉢植えのゼラニウムは1~2年に一度、1~2回り大きな植え替える
植え替え後はたっぷりと水やりを行う
夏越し
ゼラニウムは春から秋が生長期
特に必要な夏越しの作業はなし
冬越し
特に必要な冬越しの作業はなし
ゼラニウムの増やし方
ゼラニウムは挿し木で増やすことができる
剪定した部分を使うこともできるが必ず節のついた茎を用意する
ゼラニウムはこの節の部分から根が出る
【本日の収穫】
娘が育てた小かぶを収穫
そのままがぶり。
「あま~い」「最後ほんのりピリリとするね」
としっかり味わいました
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