アナベルとどちらにしようか迷った末、選び採ったハイドランジア パニキュラータライムライト(ノリウツギ)
2021年4月末の様子
決め手は開花時期と花色の変化を秋まで存分に楽しめるところです。
ハイドランジア パニキュラータライムライト(ノリウツギ)は普通のアジサイが咲き終わる頃に咲き始め、夏の花が少ない時期に嬉しい存在になってくれるはずです。
新枝咲きで花芽が付くのも4月以降なので、剪定の強弱も時期も自由自在という強者です。
2020年12月 購入時の様子
【ハイドランジア パニキュラータライムライトの育て方】
特徴
ハイドランジア パニキュラータライムライトは、咲き始めはライムグリーン、咲き進むにしたがってペールグリーンの色、秋にはピンクになる色の変化が美しいノリウツギの園芸種
ノリウツギはアジサイの仲間だが、円錐形の花序(花房)をもつため開花時の趣は一般のアジサイと少し異なる
開花期もアジサイより遅く、花の少ない夏にはありがたい樹種
花弁のように白く円錐花序を彩るのはしべが退化した装飾花の萼片で、雄しべと雌しべをもつ両性花には装飾花のような大きな萼片はない
基本データ
園芸分類
庭木・花木
形態
低木
原産地
日本(北海道から九州)、中国中部~南部
草丈/樹高
2~3m
開花期
7月~9月中旬
花色
ライムグリーン ~ ペールグリーン
耐寒性
強い
耐暑性
強い
特性・用途
落葉性,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい,半日陰でも育つ
栽培環境
水はけのよい場所を好むが、土が乾燥するような場所は避ける
日当たりのよい場所でよく育つが、1日に数時間日光が当たるところなら十分開花する
また、夏場の強い西日が当たらないよう心がける
水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える
庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はないが、雨が少なく土の表面が乾くようならたっぷりやる
夏は株元へのマルチングも乾燥防止に有効
特に鉢植えは夏場の水切れに注意
肥料
庭植えは1月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておく
鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥する
病気と害虫
目立った病害虫はない
用土(鉢植え)
北海道から九州まで分布しているように、特に土質は選ばない
水はけがよく有機質の多い土でよく生育するので、赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜたものなどを使う
市販の培養土でも問題ない
植えつけ、 植え替え
庭植え、鉢植えともに植えつけの適期は落葉期の11月から3月
植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておく
ふやし方
さし木:3月から4月、または6月下旬から7月上旬の梅雨時期に行う
3月から4月の場合は、昨年伸びた充実した枝を穂木として使う
6月下旬から7月上旬に行う場合は、今年伸びた新梢を用いて5~10cmの穂木をとり、水あげ後清潔な土にさす
さし木後はさし床が乾燥しないよう注意し、直射日光を避けた明るい場所で管理する
株分け:落葉期の11月から3月に行う
ただし寒冷地の場合は3月から4月に行う
とり木:株立ち状の株は株元に土を盛り、発根後新しい根をつけた状態で切り離す
さし木の発根率はそれほどよくない
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主な作業
花芽が形成されるのが4月以降なので、7月の開花後、ゆっくりと装飾花が秋色へ変化するのを楽しんでから剪定することが可能
花が咲いた枝は軽く切り戻し、咲かなかった枝はそのまま残すのが基本
時期としては3月までに剪定を済ませる
ノリウツギは新枝咲きのため、どこで切っても自由なので強剪定、弱剪定など、切る位置を自由に決めることができるアジサイ
ノリウツギの強剪定
強剪定の場合は、地際2~3節でばっさりと切り詰める
春に伸びる枝の数が限定されるので花数は少し減るが、枝に勢いが出て花が大きくなる
ノリウツギの弱剪定
弱剪定の場合は花の後に花だけ切って、さらに秋以降~冬にかけて充実した芽の上で軽く剪定する
弱剪定の魅力は古い枝を残すので、そこから新しい枝がたくさん出る
その分、花数は多くなるが、枝が多いのでエネルギーが分散されて花のサイズは小さめになる
花
ノリウツギの花は、アジサイの花が見ごろを終える7月ごろから開花する
園芸種のライムライトは、開き始めの色から秋にかけて美しい秋色に変化する
ただし秋色になるのは、朝晩が冷え込む寒冷地の方が美しく秋色になる傾向にある
秋色になったライムライトは、ドライフラワーとして楽しむこともできる
【本日の幸せスナップ📷】
ジャスミナムステファネンセ
初めての一輪💠
特大四つ葉の🍀ツインズ
子供の頃あんなに見つけられなかった🍀がつる植物の園では探せば大体見つかります😁
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