萩との出逢いは近所のいつも通る公園でした。
若緑色の丸っこい葉と枝垂れるような枝、赤紫の小花がすごく好きで四季折々の変化を毎日楽しみに見ています。
そんな萩の剪定枝を2020年の夏前に3本程頂く事が出来ました。
早速持ち帰った枝を挿し木に…
萩は挿し木しやすいのか10日ほどで小さな新しい葉が出てきました。
そして10月半ばにお待ちかねの初開花。
親株より赤みが強めな花色です。
もう少し暖かくなったら地植えする予定です。
萩の育て方
基本情報
植物名
ハギ(萩)
学名
Lespedeza
英名
Bush clover
和名
萩
科名
マメ科
属名
ハギ属
原産地
日本、北アメリカ
園芸分類
庭木・花木
形態
低木
草丈/樹高
1.5~2m
開花期
7月~9月
花色
赤紫色、白色
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性
普通
特性・用途
落葉性,耐寒性が強い,開花期が長い,初心者向き
ハギ(萩)は古くから日本で好まれてきた落葉低木
非常に生育旺盛で、短く切り詰めてもすぐに大きく枝を伸ばす
他のマメ科の植物と同様根に根粒菌を保持していて、土壌を肥沃にする特性がある
樹形
枝垂れるように伸ばした枝に直径1~1.5㎝程の赤紫色のマメの花をたくさん咲かせる
単色ではなく僅かにグラデーションがかかったような色合いをしているので、花の表情に複雑さが出る
枝垂れた枝に赤紫色の花を咲かせて風に揺れる姿は美しく、秋を感じさせる花
日当たり・置き場所
ハギ(萩)は日当たり良く、株元は日陰になるような場所を好む
ハギ(萩)の根には根粒菌が共生するため、やせ地でもよく育つ
水はけのよい土壌で、日当たりがよい場所であれば、土質を選ばず良好に生育、開花する
用土(鉢植え)
夏の高温期に乾燥しすぎない、水はけのよい用土が適している
赤玉土の細粒と中粒を同量で混合したものと、鹿沼土(細粒)、腐葉土を5:2:3で配合した用土などが適している
水やり
庭植えのハギ(萩)は根付いてからは真夏の高温乾燥が続くとき以外には特に水やりの必要なし
夏季、乾燥が続いた時は早朝か夕方にたっぷりと水やりを行う
鉢植えのハギ(萩)は表土が乾いたら、鉢底から出てくるくらいたっぷりと水やりする
夏の高温期には水切れしないように、十分に与える
肥料
特に追肥の必要はなし
植え付け時に腐葉土をしっかりと漉き込む
病害虫
特に目立った病害虫の被害はなし
選び方
葉が黄色くなっていないもの、株元のほうからしっかりと葉が付いている株を選ぶ
植え付け
ハギ(萩)の植え付けは真冬を避けた落葉期に行う
植え付け前にしっかりと腐葉土を漉き込んで植え、十分に水を与えて根株と土を密着させる
厳寒期を避けた落葉期中の、11月から12月、2月下旬から3月中旬に植えつけ
植え替え・鉢替え
ハギ(萩)の植え替えは厳寒期を避けた落葉期中の、11月から12月、2月下旬から3月中旬に行う
ハギ(萩)は株で大きくなる植物なので1~2年に1度は1~2回り大きな鉢に植え替える
剪定・切り戻し
ハギ(萩)は翌春に伸ばした新しい枝に花をさかせるので、思い切った剪定が可能
毎年、花が終ったあとに地際から10~30㎝のところまで刈り込む
春には新芽が出て茂り、秋には開花する
開花
7月の後半から咲き始め、9月くらいまで
花色は赤紫、白
夏越し
ハギ(萩)は夏から秋が花期で特に必要な夏越しの作業はなし
冬越し
ハギ(萩)は冬は落葉して休眠する
霜が多い地域ではマルチングを行い、根が凍らないように注意する
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ハギ(萩)は結実しにくいが、短期間に株が大きくなるので、株分けでふやす
休眠期中が株分けの適期だが、寒さによる傷みを避けるため、2月下旬から3月中旬に掘り起こし、株を切り分けて植えつけるとよい
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