つる植物の園 ~Vine garden~

つる植物を中心に植えた草花の管理ブログ

どう仕立てる?栄養系コリウス サマーカーニバル

フォトジェニックな発色、境目も美しい異なる色の重なりに目を奪われてお迎えした栄養系コリウス サマーカーニバル


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お迎え後に調べて様々に仕立てる楽しみ方を知って、その魅力を再認識しました。

 

樹木で良く見られるトピアリーですが、生育旺盛な栄養系コリウスなら短い期間で仕立てられるそうです。

 

3~4本の勢いのある枝を残して根元の枝葉をピンチして束ね、上部をこんもり丸くするスタンダード仕立て

 

コニファーのように頭頂部は1本の枝だけを残して根元の枝先はピンチを繰り返す事で密に枝を出させるツリー仕立て


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今回花壇の手前側に地植えしたのでどうしようか思案中ですが、ツリー仕立てだとすぐ近くに植えた初雪草やオレガノケントビューティーが隠れてしまうのでスタンダード仕立てにして高さが出てから地際に出てくる側枝を残して二段仕立てが良いかな、と思ってます。

 

少し後ろに植えたコキアがこんもりし、色付く頃に良い感じに仕上がると良いのですが。。。

 

コリウスの仕立て方はこちらが参考になります

www.shuminoengei.jp

 

コリウスの基本情報】

特徴

初夏から秋のカラーリーフプランツ代表のコリウス

品種が豊富で様々な色合いがある

本来は多年草だが、寒さには弱いので日本では一年草として扱われる


コリウスは葉形や葉色、葉の大きさ、色合いなど様々な品種があり、鮮やかな色彩の葉を楽しむ草花で、ハンギングバスケット等に植えると、花に負けない華やかさがある

 

コリウスの生長期は、4月~6月と9月~10月

で、花を咲かせずに育てれば、初夏から秋にかけて長く楽しむことができる

 

栄養系コリウス


従来の品種は種子繁殖の実生系が多いが、近年栄養繁殖系といって、さし木でふやしたやや大株になる品種も流通している


栄養系品種は、花が咲きにくい性質をもっているので大きくなりやすく、摘心を繰り返して仕立てるスタンダード仕立てやツリー仕立てなどにすることができる

生育が旺盛なので、5月から6月に苗を入手して栽培すれば、秋には見事に仕立てることができる

 

コリウスは、暑さに強く観賞期間が長いこと、群植すると特に見栄えがする


コリウスの詳細情報

 

基本データ

 

植物名

コリウス


学名

Solenostemon scutellarioides


英名

flame nettle、painted leaves


科名

シソ科


属名

ソレノステモン属


園芸分類

草花


形態

一年草扱い


原産地

アジアの熱帯、亜熱帯、アフリカ


草丈/樹高

20~100cm


耐寒性

弱い


耐暑性

強い


特性・用途

初心者でも育てやすい


花色

青、白、紫など


開花時期

6月~10月頃

 

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コリウスの育て方


栽培環境

コリウスは日当たりから半日陰程度の風通しのよい場所で育てる

よく日光に当てると葉がきれいな色になるが、真夏は葉色があせることが多いので、そのようなときは直射日光の当たらない明るい半日陰に移す

耐寒性がないので園芸的には一年草として扱われているが、冬越しさせたいときは11月中旬に暖かくて日当たりのよい室内に取り込んで管理する


水やり


庭植えの場合は、植えつけ後にたっぷりと与え、その後は雨にまかせる

真夏は表土がよく乾いたら、早朝にたっぷりと水やりする


鉢植えの場合は、表土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりする

 

大株になるとかなり水を必要とするので、しおれないように注意

乾燥には比較的強いが、極端に乾くと葉がしおれたり下葉が落ちたりする

気温が低下してくる晩秋以降は水のやりすぎに注意


肥料


用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておく

その後は、生長期の4月~6月と9月~10に薄めた液体肥料を月に1回施すか化成肥料を株元にばらまくように施す


病気と害虫


害虫:ヨトウムシ、アブラムシ、ハダニ、ナメクジ
ヨトウムシ、ナメクジが葉を食害することがある

発生したら適宜駆除する

高温乾燥期にハダニがつくことがあるので、ときどき葉裏にも散水をすることで予防できる

 

用土(鉢植え)


水はけがよく、通気性に富み、保水性が適度にある土が適している

市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよい


植えつけ


5月頃に日当たりと風通しの良い場所を選んで、根鉢を崩さないようにして植え付ける

 

植え替え


ポット苗を購入したら、根鉢をくずさずに5号鉢に植え替える

その後は生育に合わせて鉢増しをしていき、大きく仕立てたい場合は、梅雨が明けたころに10号程度の大きさの鉢に植え替える

 

ふやし方


コリウスは挿し芽で増やすことができる

節のある7~8cmの茎を1~2時間水に入れて吸水させたあと、清潔な土に挿す

挿した土は完全に水が乾くことのないようにしつつ、風通しが良く直射日光が当たらない場所で管理すると数週間で根がでてくる

コリウスは水差しでも増やすことができ、水を入れたコップに茎を入れておくとしばらくすると発根する

水の中には葉が浸からないよう注意

 

主な作業


花摘み:  カラーリーフとして楽しみたい場合は、茎の先端の葉の間から花芽が見えてきたらすぐ下の節で切り、花を咲かせないようにする

コリウスの花は穂状の花が夏から秋ごろ開花する

花を楽しみたい場合はまめな摘芯をしてしまうと花が開花しない

 

 

摘心:スタンダード仕立てなどの仕立て方を楽しむ場合、摘心を2週間に1回程度繰り返して形を整えていく
形を仕立てて楽しむ場合以外にも高さを抑えたい場合や株全体の姿を整えたい場合に1週間から2週間に1回ほど摘芯を行う

 

 

選び方
 

下葉が黄ばんでいたり茶色く変色していないもの、茎が太くよく枝分かれしていて全体的にがっしりとしたもの、花が咲いていないものを選ぶ

 

夏越し
 

コリウスは夏も問題なく育つが、真夏の強すぎる直射日光に当たると葉色があせることがある

真夏は半日陰になるくらいの場所で育てるとよい

 
冬越し
 

日本ではコリウス一年草扱いのため、冬越しの必要はなし

 

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