ピンク色の花が咲くジャスミンでイギリスのとある庭園に植えられているというアーチをこんもりわさわさ覆う姿に惹かれて購入しました。
ジャスミンは熱帯原産のものが多く耐寒性が低いのですが、ジャスミナム・ステファネンセは他のジャスミンに比べて耐寒性が強いので冬越ししやすいのが魅力です。
ジャスミナム・ステファネンセの耐寒性は-5~0℃ですが、植え付けたばかりの若い苗については0℃以下の栽培は厳しいとの事。
わが家では去年の秋に植え付けて何とか冬越し出来ました。
ジャスミンの花色は白や黄色のものがほとんどで、ジャスミナム・ステファネンセのようにピンク色の花を咲かせる品種は珍しいのですが、残念ながらうちのはまだ花が咲いた事がありません。
「ジャスミナム ステファネンセ」で検索すると、うちで育てている子のGreen Snapへの投稿写真が出てきます。(ツル植物だらけの庭の名前で一年前から花木の成長記録残してます)
育てている方少ないんですかね?
【絡ませアイテム】
アイアンフェンス、トピアリースティック
5月に複数種の挿し木に初挑戦した時に、このジャスミナム・ステファネンセのクローン1株成功しました。
春になってから植え付けようと思います。
【基本情報】
原産地
中国雲南省
科・属名
モクセイ科・ソケイ属
形態
常緑つる性(0℃を下回る環境では落葉)
低木(3~5m)
耐寒性
やや低い
耐暑性
高い
植え付け・植え替え時期
3~4月、9~10月
肥料
年2回 緩効性肥料か油かすなどの有機肥料を株元の土に混ぜ込みます
2~3月、8~9月
剪定の時期
ジャスミナム ステファネンセは成育旺盛で風通しが悪くなるとアブラムシの発生や蒸れやすいので剪定が必要です
花後の8~9月に込み入っている枝を整えましょう
葉の数が増えすぎると蒸散により水分を失い、水切れをおこすので水分調整の為にも剪定は重要です
ジャスミナム ステファネンセは若い苗のうちに摘心を行うと枝数が増えて仕立てやすくなります
開花時期
5~8月
用土
ジャスミナム ステファネンセは水はけの良い土を好みます
水やり
地植えの場合、しっかり根付いていればほとんど必要としません。
鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷりと水やりします
害虫
ジャスミナム ステファネンセは香りが良い花なので、寄ってくる虫は
多いです
特に目立つのはアブラムシです
大量に発生する場合はオルトラン等を株元にまくと良いでしょう